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~開き始めた春の扉~ 暖かいのを通り越して、急に、汗ばむほどの陽気に見舞われ、この分では、ほころびかけていたマグノリアの蕾も、一気に花開いてしまったのではないかと思い、アンジェへ出かけてみた。 予想は的中。この間までは、冬枯れの寒々とした感じだったガーデンが、一変して華やかに彩られ、花々が春の訪れを、歓喜の歌を、一斉に奏でているようであった。 花に群がる蜜蜂や蝶のように、大勢の人々が、花の誘いに、吸い寄せられてか、アンジェを訪れていたが、大人も子供も、皆、幸せそうに、生き生きとして見えた。 嬉々として芝生の上を走り回る子供たちや、花の下で、お弁当を広げている熟年のカップル、花の美しさを写し取ろうと、カメラを構えたり、一心に絵筆を動かしたりしている人々の姿、それは、平和で、心安らぐ光景であった。 青く澄み切った弥生の空の下、花咲き匂おう庭園に響く元気な子供たちの笑い声。100年に1度の経済不況に見舞われ、イヤな事件が後を絶たず、暗く重苦しい空気が、日本中を支配しているだけに、この穏やかで平和な光景が、ずっと続いてくれますように、と願わずにはいられなかった。 今回咲いていたのは、ハクモクレンと、キングローズ、ピッカーズルビー、イオランテであったが、この後、まだ、まだ、ピンクや赤紫系のベティ、サルゲンチアナ、エビス、バレリーナ、ワダスメモリー、サヨナラ、そして黄色系のキンジュまで、色々な品種が次々に開花していくわけで、訪れるのが楽しみだ。 *写真をクリック→左上に出た小窓を最大化すれば、写真を拡大してご覧いただけます。
by pooch_ai
| 2009-03-18 23:17
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