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独り言


とりとめのないつぶやき
by pooch_ai
以前の記事

● ルビーの輝き?!


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~君は、愛しのサクランボ~♪♪♪~







 30種類ものコブシやモクレンの花が、次々に目を楽しませてくれるマグノリアガーデンの、最後を飾る“キンジュ”という、黄色いモクレンに会いたくて、ゴールデンウィーク明けのアンジェへと出かけてみた。


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 エントランスに足を踏み入れたとたん、「モネの池」の面を、覆い尽くさんばかりに蔓延ったスイレンの葉と、その間に点在する白やピンクの花、そして、池の周囲を縁取るように咲く、キショウブが目に飛び込んできた。● ルビーの輝き?!_c0019055_1615444.jpg


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 もう、すっかり初夏の装いだな、と思いながら、途中で、ベージュとくすんだ紫のアンティークな感じ?の色合いのジャーマンアイリスと、黄色の藤の花に似た花房の「キングサリ(ゴールデンツリー)、ポッシー」に目を惹かれ、カメラでキャッチ。


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←ジャーマンアイリス

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                        ←キングサリ



                         
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                                           ジャーマンアイリス
                                            
 マグノリアガーデンにたどり着いてみたら、お目当ての“キンジュ”は、生い茂った葉の陰に、隠れるように咲いていたが、葉の色のせいか、「やや緑がかった黄色」の印象で、思ったよりも小ぶりな花であった。

● ルビーの輝き?!_c0019055_16331926.jpg

                          キンジュ

 これまで見てきたピンクや、白、濃い赤紫色の艶やかなモクレン系の花々は、葉が出る前の枝に、びっしりと咲いていたので、大きく感じられたのかも知れないが、● ルビーの輝き?!_c0019055_1642468.jpg
もっと派手で、濃い黄色の花の予想に反して、控えめな、楚々とした感じが好ましかった。





 だが、この日のハイライトは、最も強く私の心を捉えたのは、果樹や季節の野菜が植えられているロックガーデンで見つけた “可愛いサクランボ”であった。

● ルビーの輝き?!_c0019055_16441416.jpg



 レンガの壁際に立つ「セイヨウミザクラ」の木の枝に、鈴生りの小さな実を目にしたとたん、「ワッ、可愛い!!」と、思わず、歓声を上げてしまった。



 

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 佐藤錦に比べると、粒は小さいものの、太陽の光を受けて、つやつやと輝いて見える赤い実は、なんとも魅力的であった。






 昔、「黄色いサクランボ」という歌が流行ったことがあったけど、やっぱり、サクランボは、紅く色づいているのが最高よね、と一人つぶやきながら、見とれていたら、子供の頃、サクランボをつまんで、耳たぶから、イヤリングのように吊るす真似をして、はしゃいでいた、遠い日の記憶が、懐かしく蘇ってきたのだった。





● ルビーの輝き?!_c0019055_1773341.jpg 
 隣のローズガーデンでは、バラがかなり開き始めていたが、薄いピンクの「ハナコ」は、皇太子と雅子妃殿下のご成婚を祝して命名された品種とのこと。    
                                              

                                             
                                                 

                                         
 真紅の「ダイナマイト」には、いかにも情熱的なネーミング、と笑ってしまったが、「ヘンリーフォンダ」という名の黄色のバラには、あの長身で、一寸猫背気味の名優には、似つかわしくない気がした。多分、この品種の開発者は、彼の大ファンだったのであろう。


● ルビーの輝き?!_c0019055_179583.jpg● ルビーの輝き?!_c0019055_1793823.jpg










 ヘンリー・フォンダが出演していた映画で、最も印象に残っているのは、「12人の怒れる男」であるが、晩年に、キャサリン・ヘップバーンとの老夫婦役を演じていた「ゴールデン・ポンド」(邦訳では「黄昏」)も、いい映画であった。





● ルビーの輝き?!_c0019055_17392094.jpg あの映画には、娘のジェーン・フォンダも共演していたが、彼女も私の好きな女優で、「コールガール」とか、「チャイナシンドローム」、バネッサ・レッドグレープと共演していた「ジュリア」等々、忘れ難い映画が、次々に思い出されたのだった。



   クレマチス

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                         タイツリソウ
                       
 このほか、園内には、クレマチスや、珍しい「タイツリソウ」、エニシダ、シラン、白や黄色、オレンジ色のマーガレット等々、さまざまな花々が、咲き乱れ、目を楽しませてくれていた。
                                                
                                               ↓エニシダ

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                         ↓ シラン                       
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     マーガレット 
                


 私は、一体に、夏ミカンや、リンゴなど、果物が生っている光景を目にすると、ワク、ワクする性質なのだが、可愛い小さなサクランボや、色とドリに咲いた花々によって、心を癒され、新たな活力がわいてきた気がしたのだった。








● ルビーの輝き?!_c0019055_1925255.jpg
 




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by pooch_ai | 2008-05-13 19:11
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