独り言


とりとめのないつぶやき
by pooch_ai
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シャンパングラスが奏でる”光のシンフォニー”

c0019055_1414573.jpg シャンパングラスを積み上げて作る“クリスマスツリー”のことを知ったのは、もう、6~7年前のことであった。


 “シャンパングラス“という言葉のひびきからして、ロマンティックな感じなのに、それが光り輝く、幻想的なシーンを想像しただけで、胸がときめき、1度見てみたいものだと、思いながら、なかなかその機会に恵まれなかった。
 
それが、ついに今夜叶うのだと思うと、私は、朝起きたときから、そわそわ落ち着かなかった。まるで、恋しい人に、会いにでも行くかのように。



c0019055_14192655.jpg 幸い、ここ数日間の寒さから開放された暖かな夜で、立川の昭和記念公園には、光のファンタジーに、招き寄せられるように、大勢の人々が詰めかけ、プレ・クリスマス気分を楽しむカップルや家族連れで、賑わっていた。




 カナール沿いの、イチョウ並木や、水面に浮ぶ大輪の花のイルミネーションに、目を奪われながら、進んでゆくと、前方に、ライトアップされた大噴水やシャンパングラスツリーが、見えてきた。


c0019055_1431360.jpgその一帯だけが、周囲の闇の中から浮び上がって見える光景は、忽然と現れた、まばゆい光に彩られたアナザ・ワールドといった感じであった。




この公園のシンボル的存在と言われている大噴水や、カナール上の樹氷型噴水のライトアップ、可愛らしいミニ・グラスツリーも、それぞれがロマンティックな雰囲気を醸し出していて、魅力的であった。

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が、なんと言っても、圧巻は、冬の夜空に、ひときわ煌いて見える大型のグラスツリーであった。


c0019055_14412274.jpg カナール内に設営されたステージでは、ミニコンサートなども催されていたが、そのバックに、両方合わせて、約7千個ものシャンパングラスを使って作られたという、ツインのグラスツリーが飾られていた。



 最下段のグラスの数は、441個で、1段上がる毎に、1辺の数が1つずつ減っていき、21段積み重ねた頂点は、たったの一個というのだから驚く。



c0019055_14491797.jpg このツリーの上部から、流れ落ちる水が、一定の時間で、赤からグリーン、ブルー
へと、変化する光の色を反射して、見る人の心を捉えるのであった。



 うっとりと、見惚れながらも、優美にして、はかなく、もろいガラス製のグラスが、どうして、あんなに積み上げても、崩れ落ちたり、壊れないのか、不思議でもあった。

私は、色がブルーに変った時の透明感のある輝きが、一番魅惑的に思えて、何度も、何度も、色が変化していくさまを、飽かず眺め続けていた。
 
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このグラスツリーに似合うのは、やはり、サンタクロースではなく、ガラスの精とか、雪や氷の精といった、メルヘンの世界に住む、妖精たちだろうな、などと思っていたら、突然、身震いがして、たちまち、現実の世界に引き戻されてしまった。
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夜がふけるにつれて、気温が下がってきたのと、長い時間、水辺にいたせいで、手もかじかみ、体が冷えきっていることに気がついたのである。

屋台のコーヒーで、一息つき、少し体が温まったところで、記念撮影用の“光のパークトレイン”をカメラに収めて、光のワールドに別れを告げたのであった。
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by pooch_ai | 2005-12-14 14:16

落ち葉舞う”風の散歩道”

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約2年振りに、高校時代の友人と会うことになり、殿ヶ谷戸庭園経由で、三鷹の“風の散歩道”を訪れてみることにした。




 殿ヶ谷戸庭園は、国分寺崖線をいかした和洋折衷の回遊式林泉庭園とのこと。
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 武蔵野の面影が残る園内には、紅葉亭という茶室や、湧き水の窪池もあり、国分寺の駅近くにありながら、しんと静まりかえっていて、人影もまばらなのが、心安らぐ思いだった。


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鮮やかな紅葉とはいかないものの、松の緑と、赤や黄色に色づいた木々とのコントラストが美しく、竹林を抜けて、池をめぐり、つわぶきの花に、足を止めたりしながら、旧友と交わす会話は、楽しく、時計の針が、後戻りしていく感じだった。


 高校卒業後も、頻繁に手紙のやりとりをしたり、彼女の家に泊りがけで遊びに行ったりもしていたのが、いつしか会うこともなくなり、長い時間が流れてしまっていた。


c0019055_1215721.jpg 専業主婦の彼女は、家事や子育て、ご主人のご両親の介護に忙しく、私の方は、仕事に追われていたから。



 それが、数年前から、交遊が復活。時々会っては、一緒にランチを食べたり、美術展や映画を観に行くようになったのだった。
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ツーカーの仲であった旧友のいいところは、長い間会っていなくても、昨日別れた続きのように、話がはずみ、全く空白を感じないことだ。

大した話を交わしたわけでもないのに、会った後は、いつも、心豊かな、充ち足りた気分になる。友だちとは、そうしたものであり、私にとっての、貴重な財産であると思っている。

 さほど広くもなく、散策するには、程よい規模の庭園には、藤棚や萩のトンネルも、見受けられ、花の季節には、また違った表情を見せてくれそうだった。


c0019055_1135011.jpgこの前日、病院の帰りに立ち寄った神宮外苑のイチョウ並木は、まだ、かなり緑が目立っていたが、“風の散歩道”は、果たして色づいているかしらと、話し合いながら、次なる訪問地へと、向かった。



 太宰治や山本有三ゆかりの地として知られる玉川上水沿いの“風の散歩道”は、「三鷹の森ジブリ美術館」への道でもあったが、すっかり晩秋のムードに包まれていた。


c0019055_11215590.jpg秋色に染まった桜並木の下を歩いて行ったら、靴跡のタイルを発見。ユーモラスな絵柄に笑いを誘われ、カメラでパチリ。


 途中には、山本有三の記念館や、太宰治の「乞食学生」の一節が刻まれた碑もあったが、ドキリとさせられたのは、入水場所と思しきあたりに、太宰の故郷特産の石である「玉鹿石」が置かれているのを目にしたときであった。


c0019055_1128464.jpg高校時代は、熱烈な太宰ファンで、中でも「トカトントン」という作品に惹かれていたことなどを思い返し、感無量であった。




 突き当たりが井の頭公園で、右に折れて、しばらく進むと、ジブリ美術館が見えてきたが、ここは、完全予約制のため、次回のお楽しみということに。

c0019055_11353416.jpg美術館の手前、斜め向かいのビルを見上げたら、壁に、巨大なクワガタが張りついていた。男の子が見たら喜ぶだろうな、と、思いながら、近寄って見たら、「クワガタ昆虫館」であった。


 帰り道半ばで、歩き疲れ、喉も渇いていたから、「マグノリア」という住宅街の中にあるカフェで、一休み。自家製のガトーショコラが美味しかった。

 コーヒーとケーキで、元気を回復。駅への道を辿りながら、「ジブリ美術館を見学がてら、また、必ず来ましょうね」「桜の季節?ううん、“風の散歩道”だもの、やっぱり、風薫る初夏の頃にしましょう」と、彼女と約束したのだった。
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by pooch_ai | 2005-12-03 10:17


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