独り言


とりとめのないつぶやき
by pooch_ai
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  ミステリーの秋?

  
  ~謎の○○を追いかけて~


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 これ、あなたは、何だかおわかり?
 「うーん、あっ、わかった。ホラ、あのケータイとかで読み取るヤツ、何て言ったっけ・・・。ああ、QRコード。あれの新型でしょ。」







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 それじゃ、こっちは?
 「えっ、ああ、柿の種じゃないの。簡単、簡単。賞品はいただきね」






 
 残念でした。そんな得意そうな顔して、早とちりもいいとこ。賞品をゲットだなんて、一寸、ズーズーし過ぎ。

 そう、何を隠そう、これ、どちらもZoo(動物園)の人気者たちの足跡なのである。
(何の足跡かの答えは、MOREに)




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先日、若い友人から「パリへ行って来ました」と、メールが届いた。商社勤めの彼女は、遅めの夏休みを取って、絵画教室のスケッチ旅行に参加したとのこと。





 「初秋のパリへスケッチ旅行ねえ。セレブというか、お洒落!」と思ったら、急に、絵を観に行きたくなった。
翌日は、朝から、青空が広がる晴天なので、東京芸大美術館へ、「NHK日曜美術館展」を、観に行くことにして、家を出たのだった。





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 だが、戸外は、真夏に逆戻りしたような猛烈な暑さ。上野の森に着いたときは、太陽は、丁度、真上にあり、頭上から照りつける強い日差しに、目まいがしそうだった。






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 「これじゃ、とても、名画を鑑賞するような気分じゃないな」と、独りつぶやきつつ、ふと横を見やったら、アメ横方面へ下る歩道の敷石に、奇妙な絵柄を発見。近づいて見ると、なんと、上野動物園の動物たちの足形であった。







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 それを見たとたん、急遽、予定を変更。足跡を追いかけて、彼らに会いに、動物園へ行くことに決めたのだった。










c0019055_17213624.jpg 「臨機応変」と言えば、聞こえはいいが、要するに気分屋というか、「ジョニー豆腐」同様、変わった物や、遊び心のある物を見ると、強烈な磁石に吸い寄せられるように、たちまち、そちらに靡いてしまうのである。







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 旭川動物園の「行動型展示」が、話題を呼んでいるが、その影響で、全般的に、動物園の人気が、盛り返しているとか。







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 お揃いの赤いキャップに、リュックを背負った小学生の一団に続いて、園内に入ったら、ベビーカーを押した、キャミソールにパンツルックのママさんグループや、会社が休みなのか、休んだのか、幼児を連れた若い父親の姿も多く、結構賑わっていた。







c0019055_17295942.jpg ところがである、檻の中の彼らも、この暑さに悲鳴を上げてか、殆どがお昼寝の真っ最中。大きい図体で、ごろんと横になったパンダは、身じろぎもせず、猿は、日陰にうずくまり、カバも水にもぐったままであった。






 そのときになって、去年も今ごろ、カバの写真を撮りに、動物園に来たことを思い出した。母のことで、長らく開店休業状態だったblogを再開したのが、「カバの汗は赤い?!」であったが、あれから、色々なことがあったな、と感無量。(1年前のだから、次のページ、次のページと、開くのに時間がかかるけど、興味があったら、読んでね)





c0019055_17403437.jpg 「カバの汗には、日焼け止め効果もあるそうだけど、こう暑くちゃ、無理ないか。来る日を間違えたな」と、ぼやきつつ、炎天下を歩き回っていたら、捨てる神あれば、拾う神ありで、ついに、この日、動物園中で、最も元気そうだった2頭の白熊君たちに出会えたのであった。




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 氷山もどきに、白く塗られた岩山の上を、右や左へ、行ったり来たり、時おり、大口を開けて、吠えるような格好をしてみせたと思ったら、水の中に、ザンブと飛び込んだのであった。


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見物客たちのヤンヤの喝采に応えてか、水中から顔を出した熊君は、くるりと仰向いたと思ったら、ラ、ラ、ラ、どうやら得意なのは、背泳ぎのようであった。



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c0019055_18115044.jpg 水の上に、プカリと浮いているだけでも、気持ちのいいものだが、水に漬かったまま、心地よさそうに目を細めて、じっとしている様子は、さながら、温泉に漬かって、「いい湯だな、フフン」と、鼻歌を歌っている、中年の親父族そっくり。




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 ご機嫌な彼らの様子を、存分に眺めて、写真も撮ったので、そろそろ引き上げることにした。これ以上、日向にいては、私も、熱中症になりかねないので。








c0019055_18174247.jpg 動物園の〆は、なぜか、いつも五重塔。売店で買ったソフトクリームを舐めつつ、ベンチに座って、五重塔を見上げながら、帰りは、あの上野の森から街へと、向かっていた足跡を辿って、坂を下り、下の改札口から電車に乗ることに決めたのだった。

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by pooch_ai | 2006-09-25 17:08

  花も実もある癒しの空間


 ~ヒメリンゴも、紅く頬染めて~



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 ゲートを抜けて、園内へ、一歩足を踏み入れたとたん、一瞬、あの“秘密の花園“へ、迷い込んだような気がしたものであった。






 京王フローラルガーデン アンジェを訪れたのは、全くの偶然からだった。





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 紙粘土の制作をしている友人と会い、頼んであった小物を、受け取った帰り、たまたま、駅で見かけたポスターに誘われて、立ち寄ってみたのである。







c0019055_1128663.jpg 入り口でもらったパンフによれば、アンジェ(A・N・G・E)とは、”Amenity Natural Garden of Europe”、つまり、「心地よい、自然にあふれた、欧風庭園」を目指して、そう名づけたのだそうだ。




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 園内は、いくつものゾーンに分かれていて、訪れる人が、季節ごとに、さまざまな表情を楽しめるよう、色々な植物を、少しずつ植栽しているとのことであった。






 モネの池をイメージしたという、スイレンが咲くウォーターガーデン沿いに、小道を下って行ったら、正面に、ベルサイユ宮殿にある“愛の神殿”を、モチーフにしたというドームが見えてきた。

 
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 ヨーロッパの水辺の光景を、演出したとのことだが、池の中心に建つ、王冠を思わせる青いドームが、水面に影を落とした様子は美しく、独特のムードを醸し出していた。



c0019055_11372939.jpg 水と緑が豊かな庭園には、夏と秋の狭間であるにもかかわらず、カンナや、バラ、サルスベリ、フイリヤブラン、ルドベキア、センニチコウ、ヒメヒマワリ、等々、さまざまな花が咲き乱れ、人々の目を楽しませてくれていた。


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 中には、サーモンピンクのような珍しい色のダリアや、黄色の縞模様の葉が特徴のオレンジ色の花をつけた“ビューイエロー”というカンナなど、個性的な植物も見られ、配置にも工夫が凝らされていた。





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 入り口に「シュウメイギクが咲き始めました」と、掲示が出ていたので、菊に似た花を想像していたら、全然違っていた。
 
 



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 花は、コスモスに似た感じで、先に白色、後にピンク色が咲き、一重と八重があるそうだが、一寸、早すぎたのが残念だった。
 




c0019055_12242621.jpg カラミンサやミソハギ、ニラなどの小花たちは、眺めていると、心和む感じがしたが、それ以上に、私の心を強く捉えたのは、りんごやカリンなどの青い果実をはじめ、名も知らぬ植物や木の実であった。





c0019055_12255341.jpg特に、紅く色づき始めたヒメリンゴが、なんとも愛らしかった。恥ずかしげに、ぽっと頬を染めた少女のような、初々しい感じが、「まだ、上げそめし前髪の りんごのもとに見えしとき、前に挿したる花櫛の、花ある君と思いけり・・・」という、藤村の「初恋」という詩を、思い起こさせたものである。c0019055_12272796.jpg









 また、ナスの花に似た、紫の小さな花をつけた赤い実に、目がとまり、「この実、何の実、気になる実」と、丁度、通りかかった職員の方に、うかがったところ「ブラックパールというトウガラシ」と、わかって、びっくり。c0019055_12323823.jpg



黒真珠を思わせるミステリアスな果実で、最初は黒いのが、熟すと赤くなるのだそうだ。葉も黒く、ダークパープルの花とのコントラストも素敵だとか。
もう、実は、殆ど赤くなってしまっていたが、そう言われて、よく見ると、なるほど、黒い実がいくつか混じっていた。c0019055_12351268.jpg



 





 庭園の真ん中には、府中用水が流れていたが、絶えず、涼しげな水音が聞こえていたのは、流れの中ほどに、湧き水のような、小さな噴水があるためとわかった。
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c0019055_12373472.jpg歩き疲れて、のども渇いたので、「ローズマリー」という、ティーハウスで、一休み。洋ナシをベースに、マスカットとホワイトピーチをブレンドした「今月のおすすめティー」は、秋の香りが感じられて、美味しかった。





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このガーデンでは、年間を通じて、コンサートや、子供向けガーデンツアー、各種のセミナーが、開催されており、ガーデンウェディングも、執り行っているそうだ。





 文字通り“花も実もある”くつろぎの空間は、癒し効果120%。身も心もリフレッシュされた爽快な気分で、帰りの電車にゆられながら、またひとつ、私のお気に入りのスポットが増えたな、と思ったのだった。


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More <飛行機草も見てね>
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by pooch_ai | 2006-09-13 11:22

  夏の終わりに


  ~鷺草の寺・九品仏へ~



c0019055_014230.jpg 虎の門病院へ行った日、青山で、友人とお茶を飲みながら、「手術前は、よく自由が丘の“焼き鳥屋”さんへ行ったわね」と、話し合っていたら、急に懐かしくなって、九品仏へ行ってみる気になった。




 TVで、「九品仏浄真寺」(一般には、略して、九品仏と呼ばれている)では、今、鷺草が見ごろ、と、伝えていたことを思い出したので。
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 九品仏へは、大岡山に住んでいた頃、母と一緒に、出かけたことがあったが、そのときは、母が、長い参道を歩き疲れてしまったため、天然記念物に指定されている大公孫樹を見ただけで、帰って来てしまったのだった。




c0019055_023546.jpg当時は、そこに、「鷺草園」があることも知らなかったが、もし、知っていたら、時期を見計らって、連れて来てあげたのに。大井町線に乗れば、緑ヶ丘、自由が丘、九品仏と、わずか10分足らずの距離なのだから、そんなことを考えているうちに、電車は、下車駅に到着した。





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 樹齢何百年という黒松や、ケヤキの大木が、左右から、覆い被さるように続いている参道は、昼間でも、ほの暗く、頭上から、降るような蝉時雨を浴びつつ、進んで行くと、やがて総門が見えてきた。





c0019055_0445045.jpg 九品仏は、黒柳徹子の「窓ぎわのトットちゃん」にも、「九品仏へお散歩に」、とか、「九品仏のお墓で、肝試し」と、何度か登場してくる。





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 トットちゃんが通っていた「電車の車両が教室」のトモエ学園は、自由が丘にあったそうだから、九品仏へは、子供の足でも、歩いて行けたのであろう。






 途中に菜の花畑が広がっていて、その先に見えるこんもりした森が、九品仏のお寺と書かれていたから、その頃は、もっと鬱蒼と、樹木が茂っていたのかも知れない。



    
c0019055_1111070.jpg 仁王門をくぐると、すぐ右手に、小さな池があり、人が大勢群がっていて、そこがお目当ての“鷺草園”であった。







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湿原に生える鷺草は、花が、白鷺の飛ぶ姿に似ているので、その名がつけられたということだが、こんなに群生して咲いているのを見るのは、初めてのことだった。





c0019055_1291740.jpg 以前、どこかのお宅で、見せていただいた鷺草は、近くで見たせいか、もう少し花が大きかったような気がするが、ここ、九品仏の池の中に、びっしりと、肩を寄せ合うようにして咲く鷺草は、小さく、可憐で、清楚な姿が、愛しかった。




 池の淵で身をかがめ、覗き込むようにして、カメラを向けている人々に混じって、私も、シャッターを押しながら、言い知れぬ、ある種の感動に包まれていた。
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c0019055_1152893.jpg 何枚か写真を撮った後、ぶらぶら境内を散策していたら、公孫樹の木に、まだ青い銀杏(ぎんなん)の実が、たくさん成っているのが、目についた。




 
 私は、銀杏が大好きで、お鍋や茶碗蒸しに入れているが、子供の頃、祖母が、焙烙で炒ってくれた銀杏が、美味しかったことを思い出したら、にわかに空腹を覚え、夕暮れも近づいていたので、帰路に着くことにした。





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出口へと向かい、来たときと同じ参道を、辿っていたら、蝉の大合唱の中に、「カナ、カナ、カナ、カナ」と、どこか侘しげな、ひぐらしの鳴き声が、混じっていることに気がついた。





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「ああ、もう、夏も終わりだな」と、思ったら、暑さには、いい加減うんざりしていたはずなのに、去り行く季節への、惜別の念と、一抹の淋しさを覚えたのであった。





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by pooch_ai | 2006-09-01 00:19


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