独り言


とりとめのないつぶやき
by pooch_ai
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金木犀咲く公園へ




  ~甘い香りに、動物たちもうっとり? ~





 道を歩いていても、どこからともなく、プーンと甘い香りが漂ってきて、「あっ、キンモクセイ?」と、辺りを見回すことが多くなり、秋の深まりが感じられる中、キンモクセイの香りに吸い寄せられるようにして、行船公園へ行って来た。


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 この公園の中にある自然動物園と、平成日本庭園の生垣には、キンモクセイが植えられていた記憶があったので。
 公園に着いてみると、秋の日差しを浴びて、カップルや家族連れなどが、草の上にシートを広げ、ピクニック気分を楽しんでいた。


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 ミニ、ミニ動物園では、入り口の塀際にも、キンモクセイの金色の花がびっしり咲いていた。


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 動物たちは、流れてくる甘い香りに、「なに?このいい匂い」とでも言いたげに、伸び上がったり、鼻をうごめかしているように見受けられたのだった。





 天を仰ぐような格好で、胸いっぱいに、キンモクセイの香りを吸い込んでいるオタリアは、見かけによらず、ロマンチストなのかも。

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 プレーリードッグは、「わ~、美味しそうな甘い香り!」と、背伸びをして、鼻をピクピクさせていた。


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 「香りは素敵だけれど、花はイマイチ。私の毛並みの方が、ずっと美しいでしょ」と、自惚れやさんのレッサーパンダ。

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 「こう見えて、オレ様も結構甘い物好きなんだぜ。たまんないねえ、この甘い匂い。芸を見せるから、おやつを余分にくんねえかな・・・」と、ジェフロイクモザルは、精一杯の張り切りよう。

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 「お行儀が悪いと、ご馳走はおあずけだわよ、ケナガクモザルさん」(ワラビーの声)


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 静かに、ひとり、深まり行く秋を思うのは、大人しいワラビー

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 動物園を出て、日本庭園に向かう途中の裏の山道で、大木の根本に咲いている、彼岸花が目についた。

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私は、白はともかく、赤い彼岸花は、どうも好きになれないのだが、これが、写真に撮ると、結構きれいなので、ついでにパチリ。

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 日本庭園に足を踏み入れてみると、人影もまばらな庭園は、しんと静まりかえっていて、心が落ち着いた。池の淵には、ススキの穂が伸び、鯉やカルガモが元気に泳ぎまわっていたが、遠く、池の彼方に見える色づきかけた木々が美しかった。

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 藤棚の下のベンチに腰を下ろし、しばらく景色に見とれていたものの、日向は汗ばむほどの陽気なのに、水の上を吹き渡ってくる風が思った以上に冷たく、早々に引き上げることにした。

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 帰りがけに、茶室のある「源心庵」にも、一寸、立ち寄ってみた。これまでにも、何度か訪れ、写真をBLOGにもUPしているが、白い小石が一面に敷きつめられ、その上にくっきりと描かれた箒目が、松の緑と相まって、清浄な美しさを醸し出している、まるで石庭のような光景は、何度見ても、心が洗われるような気がした。

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 ここの生垣でも、キンモクセイが甘い香りを放っており、今日は、キンモクセイの香りに包まれて、幸せなひとときを過ごせたな、と思いながら、バス停への道を辿っていたら、そういえば、今、話題の99歳の詩人・柴田トヨさんの「思い出 Ⅱ」という詩にも、キンモクセイが登場していたことを思い出したのだった。

  「思い出 Ⅱ」  (引用)  

   子どもと手をつないで
c0019055_12305693.jpg   あなたの帰りを
   待った駅
   大勢の人の中から
   あなたを見つけて
   手を振った
   三人で戻る小道に
   金木犀の甘いかおり
   何処かの家から流れる
   ラジオの歌

   あの駅あの小道は
   今でも元気で
   いるかしら







 柴田トヨさんという方は、瑞々しい感性をお持ちの万年少女のような方だな、と思ったが、キンモクセイから連想される言葉は、「ささやかな幸せ」とか、「平和」であろうか。


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by pooch_ai | 2010-10-13 12:41


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