独り言 |
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~雨にうたれて、ひときわ艶かし~ “爽やかの五月”のイメージとは裏腹に、連日のそぼ降る雨に、外出もままならず、いささかユーウツな気分で過ごしていたら、朝のうち激しく降っていた雨が止んだので、菖蒲沼公園へ行ってみた。 10日ほど前、散歩の最終地点として、立ち寄ったときには、まだ、チラホラ、開き始めた程度であった花菖蒲も、そろそろ見ごろを迎える頃ではないかとの期待に、胸をとどろかせつつ。 どんよりとした曇り空の下、水溜りを避けながら、菖蒲沼公園にたどりついてみたら、7~8分咲きというところであろうか、 色とりどり、一面に咲く花菖蒲の群が目に飛び込んで来た。 雨模様の天候にもかかわらず、美しさを競い合うように、咲きそろった花々を、写真に撮ろうと、カメラを構えたり、菖蒲田の中に設けられた木道をそぞろ歩く大勢の人々の姿が見られた。 先ほどまで降っていた雨に打たれて、一段となまめかしさが増したような花に見とれて、「こういうのを艶冶(えんや)というのであろうか・・・」などと思っていたら、いつしか、うっとうしい気分も、どこかに吹き飛んでしまい、雨の季節も、また、いいものだなと思えてきたのだった。 「友がみな 我より偉く見ゆる日は 花を買い来て 妻としたしむ」と、啄木も歌に詠んでいるが、花は、私にとって、常に、心を和ませ、優しく慰めたり、励ましたり、明るくしてくれる、大切な友人のような存在だと思っている。 とりわけ、梅雨の季節に咲く、花菖蒲と、紫陽花は、私の大好きな花でもあり、心の中にまでカビが生えそうな、ジメジメとしたこの時期を乗り切る、大きな力になってくれているが、露を宿した花菖蒲は、洗い髪の美女のような風情があり、ひときわ心惹かれる思いであった。 そういえば、途中の花畑に咲いていたタチアオイが、花びらに、露をいっぱい宿していた様子も、可愛かったな、などと思っていたら、不意に、前の晩に観た「ソクラテスの人事」という番組に出ていた、ほしのあきの笑顔が浮かんできたのだった。 この番組が面白いのは、企業の採用条件も、ここまで変わってきているということを、ドキュメントではなく、クイズ形式に仕立ててみせている点にある。スタジオの解答者の答えから、出題した企業の人事担当者が、採用内定者を決めるのだが、その理由が、「良質な非常識の持ち主」など、かなりユニークで、その説明を聞いていると、何故、彼女を司会者の一人に起用したのかが、納得できる気がしてくるのである。 32歳のグラビア・アイドルとして、売れっ子の彼女は、同じ豊かな胸をしていても、叶姉妹のような不潔感がなく、あくまでもキュートさが魅力だから、女性も含め、幅広い層に人気があるのではなかろうか。 私自身、彼女の笑顔を観ると、肩の凝りがほぐれるような気がするが、会社勤めに疲れたお父さんばかりか、育児ノイローゼの若いママや、家事や介護に疲れた主婦なども、彼女の笑顔に救われているからこそ、好感度が高いのだと思う。 これまでは、特に、彼女が好きだったわけではないが、あることがきっかけで、職業に貴賎はないなどと言っていても、まだ、まだ、世間には、「グラビア・アイドルの彼女なんて」という見方をしている人たちが少なくないことを思い知らされ、俄然、彼女を擁護したくなったのだった。 元来、判官贔屓というか、バッシングにあったり、白い眼で見られている人がいると、味方したくなる性分なのだが、1度貼られたレッテルを剥がすのは難しいとは思うけれど、番組の司会を務めていく中で、彼女の持ち味が発揮され、知られざる一面を観ることが出来るのではないかと、大いに期待している。 なんにしても、あの、キュートな笑顔は、雲間から顔をのぞかせた太陽のように、明るく、梅雨どきの、もやもやとした気分を晴らしてくれること、間違いないと思っている。 *写真をクリック→左上に出た小窓を最大化すれば、写真を拡大してご覧いただけます。 尚、今回UPしきれなかった花菖蒲の写真は、スライドショーにしましたので、ネームカードをクリック→タイトルor画面をクリックして、大きい画面でお楽しみください。
by pooch_ai
| 2009-06-03 18:55
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