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~江戸時代にタイムスリップ?!~ 暖簾、格子戸、蔵造り・・・。時代劇に登場してくるような、江戸の面影を色濃く残す佐原の町を歩いていると、タイムスリップしたような気がしたものであった。 銚子電鉄を降りたときには、日が短くなって、早や、夕暮れの気配が漂い始めていたので、急ぎ足で、香取神宮に参拝。 境内では、丁度、菊花展が開催されていたが、いわゆる菊人形とは違う、人や扇などの形に咲かせた菊の作りが珍しかった。 そして、旅の最終コースである、北総の小江戸・佐原に着いたときは、夕闇が立ちこめ始めていたが、それがかえって、カンカン照りの昼間よりも、江戸時代の面影を残す、古い街並みの風景には、マッチしているように思えた。 佐原の町は、小野川の舟運を軸に、発展したとのことだが、柳が影を落とし、舟が浮ぶ風情ある光景をカメラにおさめながら、川沿いの道をたどり、その昔、水田に送水する水路橋を復元したという、通称、ジャージャー橋や、有形文化財に指定されている古い商家などを見て歩くうち、日はとっぷりと暮れていた。 見残した所もたくさんあったが、情緒豊かな小江戸・佐原は、旅の終わりのしめくくりには、ぴったりで、日帰りにしては、中身の濃い、旅情を感じさせる、プチ(pooch)のプチ(petit)旅だったな、とバスに揺られながら、満たされた気分で、帰路に着いたのであった。 *写真をクリック→左上に出た小窓を最大化すれば、写真を拡大してご覧いただけます。 私が、水郷・佐原で、小野川沿いを散策していた頃、PC仲間のFちゃんは、なんと水の都ヴェネツィアへ旅行していたとのこと。お土産にヴェネツィアングラスのペーパーウエートをいただいた。 「ヴェネツィアングラスって、カットグラスだと思っていたら、こうしたカラフルなものが主なんですって」との彼女の言葉に、私も全く同じように思いこんでいたので、意外な気がしたが、ガラスの中に、無数の小さな花が開いたような感じなのが、可愛らしかった。 私は、今でも、万華鏡をのぞくとワクワクするし、カラフルなビー玉を、たくさんワイングラスに入れて、飾ったりしているので、ペーパーウエートをいただいて、とてもうれしかった。 亡くなった母も、私と、好みや趣味が似ていて、こうしたものを見ると、「あら、きれい!!」と、喜ぶ女性だったから、母にも遺影の前に飾って、見せてあげたら、思いなしか、写真の母が微笑んだような気がしたのだった。
by pooch_ai
| 2007-12-01 14:55
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