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~高幡不動尊の“あじさいまつり”に~ 「牛に引かれて善光寺参り」ならぬ、「アジサイに惹かれて、高幡不動尊参り」をして来た。 もう、何年も前から、世田谷に住む友人と、「高幡不動のアジサイを見に行きましょう」と、話しあっていながら、毎年、行きそびれてしまっていたのだが、お天気も体調も、まあ、まあ、だったので、思い立って出かけてみたのだった。 高幡不動尊金剛寺は、関東三不動のひとつで、新撰組の土方歳三ゆかりの寺としても知られ、3万坪の境内には、170種、7500株のアジサイが咲き誇っているとのこと。 期待に、胸をとどろかせつつ、電車を降りたら、駅前商店街からお不動様へと続く通りは、高齢者のカップルやグループがぞろぞろ。 おばあちゃんの原宿・巣鴨ほどではないにしても、境内もまた、アジサイ見物や、八十八ヶ所めぐりに訪れた、人、人、人、それもシルバー世代の、で溢れんばかりであった。 丁度、あじさいまつりの開催中で、境内は鮮やかなブルーや、白、ピンク、青紫、赤紫のアジサイや、ガクアジサイ、カシワバアジサイなどで、染め上げられていた。 裏山の斜面に咲く白いヤマアジサイ、池のほとりや堀の石垣、五重塔、観音様の足元を彩るアジサイ・・・、と至るところ、アジサイの花で埋め尽くされている光景には、ただ、ただ、見とれるばかり。 あじさいまつりの開催中には、俳句や短歌の大会、写真コンクール、写仏教室など、さまざまなイベントも催されているとのことで、どこもかしこも、三脚や望遠レンズ付きのカメラを携えて、歩き回ったり、花の前に陣取り、熱心に絵筆を動かしたり、お弁当をパクつきながら、おしゃべりを楽しんだり・・・と、元気なお年寄りで大賑わいなのにも、ほとほと感服させられた。 ただ、写真を撮ろうとすると、フレーム内に、招かざるモデルさんが闖入してくるのには、「参ったな!」という感じだったし、免疫力のない私は、人混みは要注意なので、「三十六計逃げるにしかず」とばかりに、さっと境内を一巡りして、早々に退散することにした。 帰りがけ、緩やかなカーブの弁天橋の付近で、アジサイに混じって、黄色とピンクのユリの花が咲いているのに目が止まった。特に、ピンクのユリのバックに見える、池の面のゆらめきが気に入ったので、パチリと1枚、カメラに収めてきたのだが・・・。 今回は、梅雨の中休み中というせいもあってか、あまりの人出の多さに、タジタジとなってしまい、ゆっくり散策できなかったが、高幡不動は、紅葉が色づく境内も、見事とのこと。見残したところもいっぱいあるので、また、秋になったら、訪れてみようかと思っている。 *写真をクリック→左上に出た小窓を最大化すれば、写真を拡大してご覧いただけます。
by pooch_ai
| 2008-06-22 17:36
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